「仮想通貨は投資ではなく投機だ」と言われることがよくあります。
投資と投機の違いって説明できますか?
そして、仮想通貨取引はどっちなんでしょうか?
投資と投機の違いとは?
Wikipediaで言葉の意味を調べてみると下記の説明になっています。
▼投資とは
投資(とうし、英: investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる。
どのような形態の投資も、不確実性(リスク)が伴う。一般に、投資による期待収益率が高い場合、不確実性も高まる。この一般則に反する取引が可能な場合、裁定取引が行われ、収益率の低下またはリスクの増大が起こる。
▼投機とは
投機(とうき)とは、短期的な価格変動の目論見から、利ざやを得ようとする行為。もともとは禅の仏教用語であり、師弟の心機が投合することを言う。投機を表す英語: Speculationには、思索・推測の意味が含まれている。
マネーゲーム (money game) の一種とも言われ、ギャンブルに含まれる場合がある。
この記述内容を僕なりに解釈してみると、投資と投機の違いとは、その期間が長期的なのか短期的なのかという視点と、確実性の大きさなのかな、と感じました。
投資とは、長期的な視点でそれなりに確実性のある対象に資金を投じるコト。
投機とは、短期的な視点でどちらかと言うと不確実なものに対してでも利益を生めると判断したものであれば資金を投じ、利益を得たら撤退するコト。
というイメージ。
仮想通貨取引はどっち?
では、僕が最近どっぷりハマっている仮想通貨取引は、投資と投機のどちらになるのでしょうか?
僕は、「仮想通貨は投資ではなく投機だ」という意見はよく理解できます。
現状の仮想通貨の市場の盛り上がりは異常なほどアツいです。普段の生活では考えられないような倍率で資金が増えるチャンスがたくさん転がっているため、これまで株やFXを経験した事が無い人でも利益を得ようと続々と参入している状態になっています。
ただ、この状況がいつまで続くのか?と考えたときには、あと数年かな、もしくはあと数ヵ月かな、とも思っています。
仮想通貨にはたくさんの種類がありますが、このたくさん種類のある銘柄の中で、将来的に実用化されるのは一握りなんじゃないかと思っています。実用化されなかったその他大勢の仮想通貨は、淘汰される運命にあると思っています。そんなに多くの仮想通貨が共存できるとは思えないですし。
そういう意味では、現状の仮想通貨市場の盛り上がりって、今だからこその現象であり、そういう意味ではバブルであり、短期的な視点で不確実なものに対してでも利益を生めるために資金を投じている、という投機的な状況になっていると思います。
『このコインを持っていたら将来的に実用化されて価値を持つから今のうちに持っておこう』(投資)というよりは、『このコインの売買価格が数日・数ヵ月したら値上がりしそうだから買っておいて上がったら売るか』(投機)という目的でトレードをしている人が多いと感じています。
まとめのヒトコト
仮想通貨取引は投資というより投機だと思うと書きましたが、別に投資だから◎投機だから△という意味ではなく、投資であろうと投機であろうと、儲けられるタイミングにうまく参入することが大事だと思っています。僕はそう考えています。
僕は、仮想通貨市場については、現状儲けられているからと言って同じ方法で取引をやり続けるのではなく、長期的な視点では現在の状況が長くは続かないことを理解した上で、いつか状況が変わったときに対応が後手になってしまってそれまでの利益をぶっ飛ばしてしまう.. というコトが無いように準備をしておく必要があると感じています。
投機的な観点で売買しているのであれば、儲けられるときに儲けて、撤退するタイミングも上手に売り抜けるように考える必要がありますね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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