僕はホンダのステップワゴンスパーダ(形式:DBA-RK5)に乗っています。
今から10年以上も前に生産された車なので、オートクルーズ(クルーズコントロール)機能なんてもちろん搭載されていないのですが、こんなひと昔前の車でも後付けでオートクルーズ(クルーズコントロール)機能が使えるようになるんです。
「後付けで自動運転って.. それって安全面は大丈夫なの?」と最初こそ不安に感じましたが、使ってみると超快適!運転が劇的にラクになりました。
自動運転って気になってたけど、自分には関係ないと思っていたあなた!実はこんなアイテムがあるんですよ、紹介していきます。
- 自動的にアクセル踏み続ける機能を後付けできる。
- 長距離運転の疲労度が激減されて感動。
- 信頼度と実績でPivot社の3DAを取り付けた。
- 3DAには3種類のモデルがあるので買うときは間違えないよう注意!
目次
オートクルーズ(クルーズコントロール)機能ってなに?
オートクルーズ(クルーズコントロール)とは、アクセルを踏まなくても指定した一定の速度でクルマがスピードをキープしてくれる機能です。
アクセルを踏み続けていなくてもクルマが前に進んでくれるので、高速道路など信号が無くアクセルワークをする機会が少ないシーンで特に大きな効果を発揮してくれます。
オートクルーズは自動運転で言うところのレベル1(運転支援)
僕自身、理解があいまいだったこともあり、今回オートクルーズについて調べていたら「オートクルーズって自動運転なの?何が違うの?」という疑問が湧いてきて、そもそもの自動運転の定義を調べたので合わせてメモっておきます。
自動運転にはその制御範囲によって6段階のレベルが定義付けられているようです。
自動運転レベル0 手動運転
自動運転レベル1 運転支援
自動運転レベル2 部分自動運転
自動運転レベル3 条件付自動運転
自動運転レベル4 高度自動運転
自動運転レベル5 完全自動運転
こんな感じで、今回紹介しているオートクルーズ(クルーズコントロール)はクルマの前後の動作だけ制御するので自動運転レベル1(運転支援)にあたります。
ちなみに、レベル1(単独制御)に加えてハンドル操作も自動になるとレベル2(複数制御)になります。レベル別の詳細に関してはここでは割愛しますので知りたい方は調べてみてください。
スロコンでオートクルーズ機能が後付けできる
オートクルーズができるようになる装置を、一般的に”スロットルコントローラー(スロコン)”や”クルーズコントローラー(クルコン)”と呼びます。
ちなみに、今回僕がチョイスした装置を発売しているPivot(ピボット)社では、この製品ジャンルを”クルスロ”と名付けています。紛らわしいですが、メーカーによる呼び方があるのでご注意ください。
Pivot社製の3-drive αシリーズ「3DA」を取り付け
Pivot(ピボット)はメーター、スロコン、レーシングカー用制御機器などを手掛けている自動車電子機器メーカーです。業界では超有名な企業です。
「3DA」には3種類のモデルがあるので注意
このスロコン、ちょっと分かりにくいですが3種類のモデルがあるので選ぶ際は注意が必要です。
僕は3DAというスタンダードなモデルを取り付けましたが、衝突軽減システムに対応しているモデル「3DA-C」と、トヨタ純正クルーズスイッチに対応しているモデル「3DA-T」があります。自分の車にあったモデルを選んでください。
※製品リンクを貼っているので詳細はそれぞれのページで確認してください。
実際に使ってみて感じた後付けオートクルーズのメリット・デメリット
アクセルをずっと踏まずに進んでくれたらラクだな~というくらいで導入したオートクルーズですが、実際に使ってみて感じたことがあるのでメリデメそれぞれ紹介します。
オートクルーズのメリット
①疲労を軽減できる…アクセルを踏んだ状態で足を固定していなくて良いので長距離運転での疲労が軽減(控えめに言って激減)しました。この点は期待通り。
②法定速度を守れる…この速度!という風に設定したスピードをキープしてくれるということは、法定速度を守った走りができます。気が付いたらスピードを出し過ぎてたってことが無くなりました。ちなみに、坂道でも設定したスピードをキープするので、下り坂で気づかないうちにスピードが出てしまっていてネズミ捕りに.. といったことも回避できます。
③燃費が向上する…これは想定外でした。(あくまでも予想ですが)一定の速度で走るため無駄にエンジン回転数が上下されるシーンが少なくなって、結果燃費向上につながるのではないかなと思っています。
オートクルーズのデメリット
注意力の低下を招く可能性…オートクルーズ中はアクセス操作をしなくても良いですが、足を完全に離すのではなく、何かあったときスグにブレーキが踏める状態に構えておく必要がありますね。
見た目の問題…後付けなので、もともとオートクルーズ機能が搭載(ビルドイン)されている車と比べると、どうしても余計な機械が付いている感があります。まぁここは好みの問題。
取付けはYouTubeで確認するか車屋さんにお願いだ
今回紹介したPivot 3-drive αシリーズは有名なスロコンなので、YouTubeで検索するとこのシリーズの取り付け動画がいくつか出てきます。
YouTubeで動画を見て取り付け方を確認すれば、おそらく自力でも取り付けることができると思います。
▽一例としてこんな感じ
ただ、YouTubeでみんなやってるからやれば出来そうだとは思うものの、このあたりの電気系統を触るのには素人としてはやはりちょっとした不安がありますよね?
ということで、今回僕はスロコンの取り付けはいつもお世話になっているクルマ屋さんにお願いしました。日頃お世話になっているクルマ屋さんがあれば、ネットで買って持ち込みすれば取り付けてくれると思います。(工賃はかかりますね)
クルマ屋さんにお願いしたら取り付けの様子を写真撮ってくれたので貼っておきます。










TREASURE(株)
鳥取県鳥取市興南町45
TEL 0857-50-0250
営業時間 10:00~19:00
定休日 不定休
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ちなみにステップワゴンを中古で買ったのも車検をお願いしたのもこちらです。いつもお世話になってます。
おわりに(費用について)
最後になりましたがこのスロコンを導入したときの費用について、スロコン本体が2万円代前半で、取付工賃が7000円でした。これで後付けでオートクルーズ機能が付くと思ったら高くはないんじゃないでしょうか。
燃費も上がるし、スピード違反で上納金納めたと思ってオートクルーズを導入しちゃうのもアリじゃないですかね。
長距離ドライブをする方には本当におすすめです。



