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【砂丘と砂漠の違い】砂丘と言えば鳥取砂丘とレンソイス!英語でdune!実は日本唯一の砂漠は東京にあるんよ?

どもども、ジュンイチ @t3rjpです!

僕のこのTwitterアカウントの「t3rjp」ですが、鳥取のアルファベット表記(tottori)の子音をピックアップしたもので、t3つとr、そしてjp(japan)というものです。(鳥取愛してます)

さてさて、今回はその鳥取と言えば多くの人がイメージするであろう『砂丘』をテーマにお届けしたいと思います。

新しい発見あり明日誰かに喋りたくなるウンチクありの内容になっているハズですので、しばらくお付き合いください。

正直、砂丘だろうが砂漠だろうがどうでもいいと思っている

僕はこれまで大阪に9年間、東京に2年間住んでいましたが、その間、自己紹介のたびに

僕「出身は鳥取なんですよー!鳥取って…知ってますかね?」

と自虐的に聞いてきましたが、

多数の人「ああ!鳥取砂丘あるトコロでしょ!」

と言ってくれる人の割合が多いです。正解です、ありがとう多数の人たち。

 

そして、鳥取のコトをさらに知ってる人からは『ゲゲゲの鬼太郎/水木しげるロード』『二十世紀梨』あたりが出てきますね、ここまでのキーワードが出てきたらその人のコトを好きになりますね。

さらに、『大山』『名探偵コナン(青山剛昌)』というキーワードが口から発せられた時点でその人とお付き合いしちゃってますね。そんなレベル。僕の印象だとこのあたりはかなりマイナーで知っている人は少ないです。

たまに『出雲大社』と言われる事がありますが、そうしたらもう破局ですね。これからは別々の道になりますが良い人生を歩んでください。そんな感じ。

 

あと、県外から見ると鳥取はドカ雪に見舞われて100cm近くも雪が積もるようなイメージはまぁありません

日本海側だったら雪が降り積もるって想像できるだろうに…いや、そもそも鳥取が日本海側にあるって分かっていない様子(これは鳥取の知名度ディスられている)。

僕「鳥取はかなりの雪が降りますよ、鳥取砂丘にも雪が積もるんですよ?」

というとだいたいの人は「えっ..?」って思考が停止します。

きっと、灼熱の大地である砂丘に雪が積もるものか…嘘?だよな?と思っていて理解が追い付いていない状態になりがちです。

 

ここまでは僕が都会に居る頃に実際頻繁に体験したやりとりですが、

正直 、真剣に分かっていないのか、僕をいじりたくて鳥取をディスってるのか.. 真意ははかりかねます。。。(きっと前者)

 

そして、今回のお題である『鳥取砂漠問題』について

僕「出身は鳥取なんですよー!鳥取って…知ってますかね?」

に対して、

心無い人「ああ鳥取ね!知ってるよ、砂漠でしょ?」

・・・という心無い誹謗・中傷(←)を言われる事も意外と数多くありました。

きっと、鳥取に愛着の無い人にとっては、正直、鳥取にあるのが砂丘だろうが砂漠だろうがどうでもいいと思っているのでしょう。ひしひしと伝わってきますね。

この記事を見たからには覚えて帰って欲しい、砂丘と砂漠の違い

僕自身、おおよその解釈はありましたが、正確には微妙だったため、砂丘と砂漠それぞれの定義についてあらためて調べてみました。

砂丘は丘状の地形自体のコト

砂丘とは、風によって運ばれた砂が堆積してできた丘状の地形を指します。

ここでポイントとなるのは、砂丘とは丘状の地形自体のコトで、その場所の気候は定義に含まれません。鳥取砂丘では雨もよく降りますし、雪も積もるため冬場は白銀の世界になります。

砂丘にはハマヒルガオ、ハマベノギクなどさまざまな植物が育成しています。スナガニ、カワラハンミョウといった動物も生息しています。(鳥取砂丘で育成している動植物の例)

砂丘は、形成された場所によって、海岸砂丘、河畔砂丘、湖畔砂丘に分類されます。(鳥取砂丘は海岸砂丘です。)

砂漠は気候を含む地域のコト

砂漠とは、降雨量が年間250mm以下で、昼夜の気温差が激しい岩石や砂礫(砂や小石)でできている広大な荒地を指します。

昼夜の気温差が激しく、水分も少ない「砂漠」では、植物がほとんど生息していません。

ちなみに、「砂漠」と聞いて一般的にイメージされる砂ばかりの砂漠は、「砂砂漠(すなさばく)」と呼ばれるタイプのもので、世界中の砂漠のうちのおよそ20%程度しかないそうです。岩石や砂礫が露出したタイプの「岩石砂漠」が世界の砂丘の大半を占めています。

砂丘と砂漠の違い

つまり、砂丘と砂漠の違いをまとめると、

砂丘という言葉は「地形そのもの」を指すのに対し、砂漠という言葉は「気候を含む地域」を指します。

 

砂丘は必ず砂で出来ているものですが、砂漠は大半が岩石・砂礫タイプで、砂タイプが少数派です。砂丘は気候に縛りはありませんが、砂漠は昼間は灼熱&夜は極寒!というイメージでだいたいOKだと思います。

 

ちなみに、

砂が風によって運ばれてできたものが砂丘ですが、砂が海の波や流れによって運ばれてできたものが砂浜です。この機会に砂丘と砂浜の違いもついでに持って帰ってください。

実は日本にも唯一の『砂漠』がある。それも東京都に

日本にも1つだけ砂漠があります。その唯一となる砂漠は意外にも東京都にあるのです。

東京は時として砂漠と揶揄されるコトもありますが、『東京砂漠』という言葉もあながち嘘ではないですね。

まあ、東京都と言っても砂漠があるのは伊豆大島です。表砂漠、裏砂漠、奥山砂漠と、地図にも「砂漠」として掲載されています。

ただし、この伊豆大島の砂漠は、降雨量が少なくてできたものではなく、度重なる三原山の噴火によって、火山灰や砂礫で覆われて荒地と成ったタイプなので、前述の定義には則しておらず、厳密には砂漠ではないと言えます。

(地図上はシッカリと砂漠なんですけどね.. )

鳥取砂丘の魅力・楽しみ方

鳥取砂丘の魅力は何と言ってもその絶景

「ここは日本か?!」と思う景色が鳥取砂丘には広がっています。南北に2.4km、東西に16kmに渡って広がっている鳥取砂丘は、観光に訪れた人はおそらく想像を超えてスゴイなと感じると思います。

さらに、キレイに晴れた日の鳥取砂丘の景色は砂の色、海の色、空の色のコントラストが美しく、まさに『砂・海・空、無限大』という感じです。(元ネタ分かる人いますかね?)

 

あと、砂丘の景色を話すうえで外せないのは風紋ですね!

砂丘が風で砂が運ばれて形成されたものであるだけあって、砂丘には強い風が吹く条件が揃っています。その強い風が広大な砂場に模様を作ります。その砂の模様は「風紋(ふうもん)」と呼ばれます。

 
▲強い風が吹いた後の砂丘はこんな感じになります。早朝とか人が足跡をつける前に砂丘を訪れるのがオススメです。

※鳥取においては風紋という言葉は割とメジャーで、鳥取駅の目の前の広場は「風紋広場」、鳥取大学の学祭は「風紋際」というネーミングになっています。

鳥取砂丘には観光用にラクダがいます

ラクダは自然にそこに住み着いたワケではなく、観光用として飼われています。

ラクダに乗るライド体験や一緒に写真撮影をすることができ、砂丘(砂漠)感を盛り上げてくれます。

ラクダは数頭(リンク先ページでは6頭)いて、ライド体験…ひとり1,300円ふたり2,500円、ラクダと並んで撮影100円、ラクダにまたがって撮影500円という料金設定です。

参考http://rakudaya.info/camel

 

鳥取砂丘ではアクティビティができる!美術館もある!

鳥取砂丘では体験型のアクティビティができます。

代表的なものではこのあたり

  1. 砂丘パラグライダー(ゼロパラグライダースクール)
  2. 鳥取砂丘サンドボード
  3. 砂丘ヨガ
  4. ファットバイク

 

ちなみに、僕は以前、上記①②③のサポートメンバー養成講座なるものを受けたことがあり、3つとも実際に体験してみました。

いずれも初めての体験でしたが、パラグライダーは広い砂地ということもあり安全にキモチ良い浮遊感を味わえる特別な体験ができますし、サンドボードは数名~数十名の大勢のグループでもみんなで競争したりとサクっと楽しめます。ヨガは普段はあまり気にとめない砂や風の触感、周りの音を再認識できたりスピリチュアル体験ができます。

また、ここ最近では、上記④ファットバイクがYahoo!ニュースで紹介されたことで注目されました。ボリビアのウユニ塩湖のような超絶美しい写真が紹介されていました。ごっついインスタ映えする写真が撮れるので、Yahoo!ニュースで取り上げられてからますます女性の体験申し込みが増えたそうです。

 

アクティビティのほかにも砂の美術館は期間ごとに変わるテーマに沿って、砂像アーティストが作った巨大な作品がたくさんあります。

現在~2018.1.3までは、第10期展示の『アメリカ編~世界に誇る大自然と自由の国を訪ねて~』をテーマに開催されています。

参考http://www.sand-museum.jp/

知ってますか?日本国内では鳥取以外にも砂丘があるんです!

ここまで鳥取砂丘を推してきましたが、日本には鳥取以外にも砂丘が存在します。

まっ、風で砂が運ばれて丘になったらそれは砂丘なので、ちょいちょいあっても当然っちゃー当然ですよね。

日本国内で鳥取砂丘以外に代表的な砂丘は、鹿児島県の吹上浜砂丘、静岡県の中田島砂丘、青森県の猿ヶ森砂丘あたりです。

中でも、青森県の猿ヶ森砂丘は鳥取砂丘よりも広く、日本一広大な面積の砂丘です。そんな日本で一番広い猿ヶ森砂丘があまり知られていないのは、砂丘の中に防衛省の弾道試験場があり、一般人の立ち入りが制限されているためです。

「鳥取=砂丘」というイメージは、観光することができる国内最大級の砂丘ということで鳥取砂丘が有名になっているワケですね。

(鳥取に砂丘以外のキラースポットとなる観光地が少ないということもあるかも。)

世界に目を向けると国外にも砂丘はある。中でもレンソイスの砂丘がごっついで!

さらに世界に目を向けると、国外ではブラジルにあるレンソイスという砂丘が有名です。

リンク先のサイトにある写真、絶景過ぎてやばいです。白い砂丘に無数のオアシスがあるような様子は必見です!砂丘好きとしてはいつか行ってみたいなあ

参考レンソイス・マラニャンセス国立公園に行ってみた感想と絶景写真 – World Travel

まとめのヒトコト

さてさて、砂漠と砂丘の違いに加えて、鳥取砂丘の遊び方、鳥取以外の砂丘について・・・書き始めたら砂丘について知ってもらいたいコトが沸いてきて長めの記事になってしまいました。

砂漠と砂丘について理解は深まったでしょうか?鳥取は砂漠ではなく砂丘です!

そして鳥取砂丘は鳥取市の一部だけです、鳥取全域が砂に埋もれてるっていうイメージも間違ってますからね!(実際、真剣に言われたコトあります。)

 

長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございます^^

この記事を読んでいただき鳥取砂丘への理解が深まりましたら幸いです。ゼヒ鳥取砂丘へ観光にお越しくださいね☻

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ジュンイチ
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