今回は、費用を抑えるためにDIYで事務所の壁紙を貼るぞ!というお話です。
ここまでに、下記の①パテを作る~④ヤスリをかけて滑らかにするまでの作業をやりました。(前回の記事を参考)
- パテを作る
- 壁面の凹んでいる部分を埋めるようにパテを塗る(2、3回繰り返す)
- 出っ張ってるパテをヘラでザッとこそぐ
- ヤスリをかけて滑らかにする
- 壁紙を貼る!
今回はいよいよ⑤実際に壁紙を貼る部分になります。
ネットで見つけた壁紙を自分で事務所の壁に貼っていきます。
目次
ネットで購入した壁紙はこちら
楽天で壁紙屋本舗というお店を見つけ、壁紙を購入しました。AmazonとYahoo!でも出店されていて、ネットの壁紙販売では大手のお店のようです。
壁紙屋本舗のサイトは情報が整理されていて初心者に易しい!
僕はここでこの2種類の壁紙を買いました。
1つ目は白い壁紙「石目調/SSP-2136」

まず1つ目は石目調の白い壁紙です。
数ある壁紙の中からこの商品を選んだ理由については後述しています。
↓下の商品名のリンクから僕が購入した楽天の商品ラインナップを見れます。このページの中の「SSP-2136」という商品です。
2つ目は木目調の壁紙「白い木目/SRE-7526」


全面真っ白の壁紙にしようかとも考えたけど、味気ないのでワンポイント用に5mだけ購入。
窓枠の高さ(腰の高さくらい)に合わせて、この壁紙を横向きに貼るためにゲットしました。腰板って言うのかな、(板じゃないけど)そんな感じ。
壁紙 クロス / 白い木目 ホワイト・グレーウッド SRE-7526
壁紙を選ぶときのポイント
今回、壁紙に関して知識が全く無いところからネットでいろいろ調べて前述の2つの商品を購入したわけですが、なかなか決めきれず選ぶのに数日かかりました。
同じような方の参考になればと壁紙を選ぶまでに重要視したポイントを紹介します。
- 壁紙の裏面に生のりが付いているタイプ
- 壁紙の長さはどれくらい必要か?
- リピートするデザインかどうか
- ちょっとくらいミスっても目立たないデザイン
- 施工道具がセットになって割安なもの
- 初心者にやさしいマニュアルが付属
壁紙の裏面に生のりが付いているタイプ


壁紙には、裏面にのりが付いているタイプと付いていないタイプがあります。のりが付いていないタイプを選んだ場合は、当然貼る際にのり付けをする手間があります。壁紙を貼る直前にのりをムラ無く付けて~という手間が嫌だったので、僕はのりが付いているタイプを選びました。
のりが付いていないタイプと比べると、壁紙の裏面全てにシッカリとのりが付いていて、保護用の透明なシートも付いているため、かさばる&重いので取り回しが扱いづらいですが、いちいちのりを付ける手間と比べたら.. というところだと思います。
費用はもちろんのり付きの方が高くなりますが、手間との天秤ですね。
壁紙の長さはどれくらい必要か?
一般的には、販売されている壁紙の幅は90cmくらいの商品が多いようです。
そして一般的には壁紙は上から下、縦向きに貼っていくので、90cm幅の壁紙を何回貼る必要があるか × 1回に何m必要かで、結局何mの商品を購入すればよいかを算出することができます。
仮に、壁の一面が 幅4.5m × 高さ2.5m (僕の事務所の壁サイズ)だとしたら、4.5m(壁の奥行) ÷ 0.9m(壁紙の幅) = 5回貼る必要がある。5回 × 2.5m(壁の高さ)= 12.5m必要ということになりますね。
このあたりの計算の方法も壁紙本舗のサイトで説明されているので参考にしてみてください。
参考壁紙は何メーター必要?壁紙の必要メーターを計算! | リフォームするなら壁紙屋本舗 ![]()
僕は白い壁紙を30m、木目調の壁紙を5m購入しました。
リピートするデザインかどうか
壁紙のデザインにはリピートしているものとしていないものがあります。リピートしているものは一定の幅でデザインが繰り返されており、壁紙と壁紙を繋げる際に柄を合わせる必要があります。
僕は柄合わせは面倒だと感じたので、リピートしていないものもしくはリピートしていても柄合わしなくても気にならないものという基準で選びました。
今回僕が購入した壁紙を貼った写真なんですが、ちょっと見てください↓



分かりましたでしょうか?繋ぎ目の柄合わせをしていません。
一応、この壁紙は「タテ32.2cm ヨコ46.4cm」でリピートと商品詳細に書いてあるんですが、柄を合わせなくても繋ぎ目キッチリ合わせたらそんなに目立ってません。よね?
僕は気にならなかったので柄合わせなしでOKとしました!
ちょっとくらいミスっても目立たないデザイン
例えば何もデザインの無い真っ白な壁紙なんかだと、取り扱いをちょっとミスってもし破れでもしたらその部分が目立ってしまうんじゃないかなという不安がありました。初心者DIYなので綺麗に貼れる自信もありませんでしたし。
この壁紙(ひとつ上の画像のもの)であれば、たとえ破れても、それが破れなのか模様なのかが分かり難いのではないかという目論見がありました。(実際そうでした)
施工道具がセットになって割安なもの
壁紙を貼るときに必要になるアイテムがいくつかあるので、どうせなら安くて、壁紙貼りに必要な道具セットみたいになってるものが無いかなと思っていました。壁紙屋本舗にありました。



このセットはこれだけを単品で購入することもできますが、壁紙の注文に引っ付けるとさらに割安になります。初心者の僕としては安心感も買った感じです。実際7点全て使うし、まとまっていてすごく助かりました。
1つ不満はカッターナイフだけ!
このセットに入っているカッターナイフは小型のため、もう少し大きめで切れ味の良いカッターナイフを別で用意しておくと作業がサクサク進んでオススメです。
カッターナイフは壁紙と壁紙を合わせる部分で使うので切れ味が超重要なのですが、壁紙を切っていると刃にのりが付いて切れ味がスグに落ちてしまい、壁紙が切れずに破れてしまうことがままあります。


プロでも1カ所切る度に刃をパキパキと折っているそうなので、僕も切っては折り切っては折りしました。刃が大きいサイズ(幅18mm)のものを用意しておくのがオススメです。
初心者にやさしいマニュアルが付属




商品ページからもリンク先にマニュアルの内容が掲載されているのでネット上でも見ることができますが、ちょっとした冊子になっていて壁紙を貼る作業をしながら手元で見られるのが便利でした。
実際、壁の角の施工とかコンセント部分の施工に差し掛かったとき、あれ?どうしたらいいんだっけ?といったときにこのマニュアルに立ち戻れば全て解決でした。
このポイントを満足させてくれる「これだ!」という壁紙を、ジュンイチおすすめの壁紙屋本舗で是非探してみてください!
届いた壁紙と施工道具セットはこんな内容
さて、注文した壁紙が手元に届いたら作業スタート!
届いた壁紙と施工道具セットはこんな内容でした。



緑色のロール状のシートは、7点セット購入者にプレゼントしてもらえた幅広マスカー(養生シート)です。
では、壁紙をカットして貼っていきましょう!
壁紙をカットします


丸まってる壁紙を広げます。
このとき、緑色の養生シートを床に敷いておくのが良いです。床にのりが付いてベトベトしてしまうのを防げます。
裏面(のり面)には10cm間隔の目盛りのある透明シートが貼ってあります。これがすごくありがたい。この線をガイドに切っていきます。


切りました。
↓これは窓の上下の壁用なので小さいサイズにカットしたものです。


はみ出した部分はカッターで切れば良いので、貼りたい広さより少し余裕を持って大きめに切り出しましょう。
ここでケチってギリギリとか小さいサイズになってしまうと悲しいコトになります。
ハケで空気を押し出しながら貼っていく
そしたら位置を決めて、適当なサイズに切った壁紙を端っこからハケで空気を押し出しながらピッタリくっつくように貼っていきます。


生のりはスグに乾いたりしないので位置がズレていれば剥がして貼り直しもできるし、のりが乾いていなければ貼った後にグッグッと押せば多少は動きます。
※このとき力を入れ過ぎると破れることがあるので注意。
ちなみに、この壁紙は端っこ(耳)に乾き防止用のブルーとピンクのテープが付いています。
壁紙を並べて貼り、重なった部分を後でカッターで切り取るんですが、このテープはその作業をする直前に剥がします。端っこが乾いてしまうと綺麗にカットできなくなってしまうので、そういう意味でこのテープは端っこが乾くのを防いでくれます。
重なった部分をカット
(別々の部分の壁紙を貼ったときの画像なので申し訳ないですが)
端っこの乾き防止用テープを剥がすとこういう感じになります。中央の部分が重なってますね。


この重なっている部分をカットします。重なっている部分に直接地ベラを当て、それに沿ってカッターで切りました。


重なっている2枚の壁紙が両方ともカットできていれば、余分な部分がこのようにスススーッと


スススススーーッと、


剥がせるので、貼り合わせてローラーでコロコロすればピッタリ継ぎ目が出来上がります。



パッと見ではどこが継ぎ目か分からないですよね。初めてのクロス貼りにしては上出来なんじゃないかと思ってます。
壁紙は縦の方がラクに貼れる


作業を始める前に、「あれ?そもそも壁紙って一般的にはどの向きに貼るものなの?」という疑問を感じましたが、初心者は縦向きの方が圧倒的に貼り易いと思います。
今回、横向きにも実際に挑戦してみて問題なく貼れましたが、縦向きの方が重力でピンとなるので作業がし易く簡単でした。


同梱されていたマニュアルに書いてありましたが、壁紙を貼る前に五円玉を糸で吊るし、


目印をつけます。それをガイドに壁紙を貼ると間違いがありません。


僕は端からではなく、↑のように少し離れたところからスタートしました。


そして隣の壁紙を貼ります。垂直の目印をつけているとは言え、端っこから貼るよりも万が一のときのひずみが少ないかなと思って。
コンセントや電気スイッチの処理
壁にはコンセントや電気スイッチ、テレビやLANケーブルの端子が埋め込まれていますよね。それの処理もしていきましょう。
これは電気スイッチの処理をしているところです。まずは無視して壁紙がシワにならないように気を付けながら覆いかぶせます。


覆いかぶせたら隠れている電気スイッチの角4ヶ所を手探りで確認して、そこから中央に向かって上と下を繋げるようカッターで切れ目を入れます。こんな感じ。


そしたらそこからめくってご対面、ヘラを当てて四方の余分な部分をカッターで切ります。このあたりここまで作業をしてきてる人なら余裕でしょう。


するとこんな感じになります。


端っこはカバーをすると隠れるところなので多少適当でも大丈夫。
このときに電気スイッチには壁紙ののりが付いちゃってると思うので拭き取っておきましょう。カバーをしたら完成です!
(カバーをした写真を撮り忘れた)
コンセントの処理も同様です。
コンセントの部分がちょっともっこりとしてるのが分かりますかね?(伝わりにくいかな)


手探りで確認したらカッターで切れ目を入れます。


出てきました。ほんで余分をカット。


さっきの電気スイッチより隅が多少ギザギザしてるように見えますね。カバーしたら隠れることを知ったのでカットが適当になってます(笑)。
でもカバーを被せたら大丈夫。


めっちゃキレイくない!?プロやん!
っていう感じの出来栄え。難しいかと思ってたら意外と簡単でした。
はい、最終的にこうなりました
\ ジャジャーーーーン! /


はい!こんな感じの壁紙になりました!
木目調の壁紙は写真の左に写ってる面だけで他3面はオール白になってます。ちなみに木目の壁紙は奥に見える窓枠に高さを合わせてます。(もっと全容の写真は次の記事で載せます)
そういえばこの写真にエアコンが写り込んでますが、エアコンを取り付けた話はまた別の機会にでもしたいと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回の壁紙貼りDIY作業は全部ひとりでやったためかなりの時間がかかりました。序盤慣れるまではキツかった。。けど石膏ボードが隠れるにつれて部屋らしくなってきてテンションも徐々に回復しましたね。
※手伝ってくれる友達はいるんですけどね、数日に渡って空き時間を見つけながらちょこちょこ作業を進めていったため、ちょうどタイミング良く協力してくれる人が見つかりませんでした。(友達います)
初めて壁紙貼りをやってみて、意外と出来るもんだなという感想と、カッターナイフの切れ味が超重要!という事を身に沁みて感じました。常に切れ味の良い状態でカットしないと壁紙がムニュって破れてしまいます。ここをケチらないのがキレイに仕上げるポイントでしたね。
壁紙貼り頑張ったー!((満足満足))
さて、壁ができたので次は床!
床には人工芝を敷いてみることにしたので次はそのお話を
事務所DIY#0 人生初の事務所を借りました
事務所DIY#1 壁紙を貼る前の下地処理
事務所DIY#2 ネットで買った壁紙を貼る ←イマココ
事務所DIY#3 床は人工芝を敷くことにした
事務所DIY#4 スタンディング作業ができる昇降式デスクを自作










