僕は仕事の関係で大阪⇔鳥取の間を移動する機会が多くあります。
大阪⇔鳥取を移動するための交通手段としては以下の３つが一般的なのですが、
- 車
- 高速バス
- 列車（電車）
当記事では中でも車で大阪⇔鳥取を移動するための最短ルートと、その際の高速道路料金およびIC（インターチェンジ）の情報をまとめました。
高速料金っていくらかかるのか意外と分かりにくくないですか？
もちろん詳しく調べたら分かることですが、ザックリと知りたいシーンってありますよね
（燃費次第なところありますが）ガソリン代についてもおおよそで算出していますので大阪⇔鳥取を車で移動しようとする方に少しでも参考にして頂けたら幸いです。
※高速バスで移動の場合はこちらをご参考に▼
目次
最短で大阪⇔鳥取を結ぶルートは？
前提として出発地と到着地の”大阪”と”鳥取”についてですが、”大阪”は大阪駅（梅田）を、”鳥取”は鳥取駅を基準点として記載しています。
また、当記事にて最短ルートとして表現している内容については、もちろんその時の道路事情によるため最速での到着を保証するものではありません。これらの点についてご了承のうえ読み進めてください。
最短ルートの移動距離と所要時間
大阪⇔鳥取の移動距離と所要時間はおおよそ以下の通りです。
- 走行距離…約190km
- 所要時間…約2時間30分
大阪の人に、大阪から鳥取までは車で2時間半で行けるよと言うと、思ってたより近いというリアクションが多いですね。
利用する高速道路
大阪⇔鳥取の移動時に利用する高速道路（自動車専用道路）は以下の３つになります。
- 《阪神高速》梅田～池田 or 福島～池田 ※有料
- 《中国自動車道》中国池田～佐用JCT ※有料
- 《鳥取自動車道》佐用JCT（佐用本線料金所）～鳥取 ※無料
※鳥取自動車道は途中の志戸坂峠道路を含んで表現しています。
それでは最短ルートの基本的なイメージがついたところで、
- 大阪→鳥取を移動するとき
- 鳥取→大阪を移動するとき
それぞれについて見ていきましょう！( ・ㅂ・)و ̑̑
①大阪→鳥取を車で移動するとき
大阪駅から鳥取駅に向かう場合の最短ルートは次のようになります。
「」内は高速道路の出入口および料金所の名称です。
- 大阪駅をスタート
- 《阪神高速》「福島」から阪神高速（11号池田線）に乗る
- 《阪神高速》「池田」で阪神高速を降りる
- 下道（府道10号線）を走る
- 《中国自動車道》「中国池田」から中国自動車道に乗る
- 《中国自動車道》中国自動車道を走り「佐用JCT」へ
- 《鳥取自動車道》「佐用JCT」で中国自動車道から鳥取自動車道に乗り換えて「佐用本線料金所」を通過する
- 《鳥取自動車道》鳥取自動車道を走り「鳥取IC」へ
- 「鳥取IC」から下道を走る
- 鳥取駅までは10分ほど
②鳥取→大阪を車で移動するとき
鳥取駅から大阪駅に向かう場合の最短ルートは次のようになります。
「」内は高速道路の出入口および料金所の名称です。
- 鳥取駅をスタート
- 《鳥取自動車道》「鳥取IC」から鳥取自動車道に乗る
- 《鳥取自動車道》鳥取自動車道を走り「佐用本線料金所」を通過して「佐用JCT」へ
- 《中国自動車道》「佐用JCT」で鳥取自動車道から中国自動車道に乗り換える
- 《中国自動車道》「中国池田」で中国自動車道を降りる
- 下道（府道10号線）を走る
- 《阪神高速》「池田」から阪神高速（11号池田線）に乗る
- 《阪神高速》「梅田」で阪神高速を降りる
- もう大阪駅まではスグ
このルートでのSA・PA情報
このルートを移動する際の、鳥取自動車道と中国自動車道のサービスエリアとパーキングエリアについてまとめています。
なお、阪神高速には停まれるサービスエリアとパーキングエリアが無いため割愛。
鳥取自動車道（62.3km）
■鳥取IC
｜ 9.7km
■河原PA
｜ 4.5km
■用瀬PA
｜ 20.3km
■福原PA（鳥取→佐用方面のみ）
｜ 8.1km
■西粟倉IC（道の駅が隣接）
｜ 19.7km
■佐用JCT
鳥取自動車道にはガソリンスタンドが無いため、事前の給油チェック推奨です。
中国自動車道（107.8km）
■佐用JCT
｜ 11.0km
■揖保川PA
｜ 11.7km
■安富PA（※）
｜ 18.9km
■加西SA（ガソスタ有）
｜ 19.9km
■社PA
｜ 17.3km
■赤松PA
｜ 14.3km
■西宮名塩SA（ガソスタ有）
｜ 14.7km
■中国池田
※安富PAは2018.4.1～売店の工事中です。約１年半の予定とのこと。
このルートでの高速料金はいくらになるか？
高速料金の体系は少々ややこしく、車のサイズ（軽／普通／中型／大型）や支払い方法（現金／ETC）によって料金が変わります。
また、当記事で紹介しているルートについては、往路・復路での阪神高速の利用区間が異なるためその点でも料金が異なります。
ETCには料金割引が適用されるタイミングがあり、「深夜割引（毎日0時～4時）」と「休日割引（土日祝）」はどちらも３割引となります。（後述）
調べてみたところ、高速道路でのETC利用率は国土交通省の最新のデータで91.2%（平成30年3月）となっています。かなり導入されていますね。
ですので、普通車でETC利用した場合の料金を基準に記載します。
※ETC料金割引の適用は無しとして考えるものとします。
普通車でETC利用する場合の高速料金 ※ETC割引なし
▼大阪→鳥取方向の場合：3,770円
阪神高速（福島～池田)：670円 ＋ 中国自動車道：3,100円
▼鳥取→大阪方向の場合：3,790円
阪神高速（池田～梅田)：690円 ＋ 中国自動車道：3,100円
軽・自動二輪でETC利用する場合の高速料金 ※ETC割引なし
軽自動車についても普通車に匹敵する台数が走っているので記載しておきます。僕が乗ってる車も軽ですのでメモも兼ねて。
▼大阪→鳥取方向の場合：3,100円
阪神高速（福島～池田)：590円 ＋ 中国自動車道：2,510円
▼鳥取→大阪方向の場合：3,120円
阪神高速（池田～梅田)：610円 ＋ 中国自動車道：2,510円
車種別での高速料金は一般的に、普通車を基準として[軽・二輪の場合は約0.8倍][中型車は約1.2倍][大型車の場合は約1.6倍]となっているようです。比較した場合のおおよそですが。
ETC料金割引で３割引きになるタイミングについて
ETCを利用している場合、高速料金が割引されるタイミングがあります。
深夜割引として毎日0時～4時の利用
休日割引として土日祝の利用
これらはいずれも３割引となりますので有効に利用しましょう。
※対象外の区間もあるため注意
このルートでの片道のガソリン代はいくら？
続いてガソリン代の算出です、このルートの片道の走行距離は約190kmでしたね。
ガソリン代の算出のため、レギュラー 143円／L（2018年5月のガソリン相場より）として計算してみましょう。
燃費は車の性能によるところなので例を挙げてみます。
- 燃費 8km/L … 190km ÷ 8km/L × 143円/L ＝ 3,396円
- 燃費10km/L … 190km ÷ 10km/L × 143円/L ＝ 2,717円
- 燃費13km/L … 190km ÷ 13km/L × 143円/L ＝ 2,090円
- 燃費15km/L … 190km ÷ 15km/L × 143円/L ＝ 1,811円
- 燃費18km/L … 190km ÷ 18km/L × 143円/L ＝ 1,509円
- 燃費20km/L … 190km ÷ 20km/L × 143円/L ＝ 1,358円
- 燃費23km/L … 190km ÷ 23km/L × 143円/L ＝ 1,181円
- 燃費25km/L … 190km ÷ 25km/L × 143円/L ＝ 1,086円
- 燃費28km/L … 190km ÷ 28km/L × 143円/L ＝ 970円
- 燃費30km/L … 190km ÷ 30km/L × 143円/L ＝ 905円
片道でこれなので、燃費によってかなり変わってくる印象を受けます。高速道路では街乗りよりは燃費がよくなるとは思いますが、やはり高燃費は正義ですね。
（モビリオスパイク欲しいけど）
結局、高速料金＋ガソリン代の合計はいくら？
ETCの有無・車の種別・燃費によりますが、ETC利用の普通車（燃費18km/L）で大阪→鳥取に行く場合の交通費（高速＋ガソリン料金）は5,279円となります。鳥取→大阪に戻ってきた場合は往復合計で10,578円ですね。
ちなみに、現在僕が乗っている軽自動車にはETCが付いてないのですが、参考までに.. 現金払いの軽自動車（燃費18km/L）だと片道の交通費は 5,089円になります。軽のくせにETCが無いと高っかいですね。これがETCを利用すると4,629円まで下がります。タイミングによってはETC料金割引も適用されます。
（そしてその後、めでたくETC導入しました）
まとめ
いかがだったでしょうか？
大阪⇔鳥取を車で移動しようとする方に少しでも参考にして頂けたら幸いです。
