外付けHDD

外付けHDDのフォーマットはexFAT一択!Windows&Mac両対応(NTFS/FAT32/16と比較)

本記事は2018年3月29日に内容更新しています。

どもども、SE / WEB制作を生業にしてますジュンイチ(@t3rjp)です。

当記事では外付けHDDはどの形式でフォーマットするのがいいのか?を以下2つの視点で考えています。

  1. 各フォーマット形式のメリット・デメリットを比べてみて良さそうなものを選択したい。
  2. WindowsとMac両方の端末から外付けHDD内のファイルを操作(編集)できる必要がある。

結論としてはタイトルにある通り『現状選択すべきフォーマット形式はexFAT一択!』という考えに至ったのですが、

当記事はその考えに至るまでに考慮したポイントのお話です。

フォーマット形式を考えるに至った経緯

※ここは個人的な事情を書いているだけなので飛ばしてもらっても◎

僕は下記のWindowsとMac両方のマシンを1台ずつ持ってました。

  • 2011年に購入したMacBook Airの仕様
    MacBook Air(11-inch, Mid 2011)技術仕様

  • 2016年に購入して愛用中のThinkPad X1 Carbon
    新卒でシステム開発会社に就職して最初に与えられたのがThinkPad X60だったこともありThinkPadシリーズには思い入れがあります。当時はIBMのブランドでしたが現在はLenovoになっちゃっいましたね。

先日ね、何年落ちか分からないような古いPCで父がゆーっくりとネットサーフィンをしていたんです。人生をゆったりと過ごしてるな~と、ほっこりする光景でしたが作業としてはなかなか前に進まないので、手持ちのMacBook Airを貸してみたんです。

そしたらその爆速っぷりに父が感動した流れで、そのMacBook Airを父に献上することになってしまいましたヽ(;▽;)ノジャイアン笑

MacBook Airが旅立つことでそれまで数年Mac専用で使っていた外付けHDDが手持ちのWindowsのみの環境では使えなくなってしまいました。

そんな事情があり、まずは手持ちのWindowsで使えるのが最優先、そして(いつか戻ってくるかもしれない)Macでも同じHDDが使えたらハッピー!ということでHDDのフォーマット変更を考えるに至りました。

さて、では実際の検討内容に進んでいきましょう。

①フォーマット形式のメリット・デメリットを比べてみる

まず、HDDをフォーマットするときにどんな形式があるかですが、選択できる形式としては、FAT16、FAT32、NTFS、exFATがあります。

それぞれの形式にどんな特徴があるのか表形式でまとめてみます。
※Windowsベースでメリットデメリットに感じる部分を色分けしています。

形式 Winバージョン 特徴
FAT16

95、NT、3.1
でのみ使用可

・1つの領域として確保できる容量は最大2047MBまで

・確保する容量が大きくなることでクラスタサイズも大きくなるため、ディスク使用が非効率的

FAT32  

95、NT、3.1
では使用不可

・クラスタサイズがFAT16よりも小さく、ディスクを効率的に使用可

・1ファイルの容量は最大4GBまで(Windows 98/98Seの場合は2GBまで)

・確保する領域が512MB以下のときは、FAT16としてフォーマットされる(FAT32としてはフォーマット不可)

・Windows 2000/XP/Vistaの場合、FAT32でフォーマットされた領域作成はOSの制限により32GBまで

NTFS  

Me、98SE、98、95、
NT(4.0のみ)、3.1
では使用不可

 

・1ファイル4GB以上でも保存可(容量制限なし)

exFAT  

10、8.1、8、7
Vista SP1、
XP SP2/SP3
で使用可

 

・外付けハードディスク限定。(内蔵ハードディスクには適用不可)

1ファイル4GB以上でも保存可(容量制限なし)

32GB以上の領域を1ボリュームとして設定可

さて、この表のまとめから採用するフォーマットを考えてみると、

FAT16はWindows10に対応していないので除外します。

FAT32は4GBを越えるファイルが扱えない点が実用的でないのでこれも除外します。(GoPROで撮影したデータサイズが大きい動画を扱うため)

NTFSはデメリットとなりそうな点がなく良さそうですね。

exFATは内部ハードディスクでは使えなくて外付けハードディスク限定で使えるフォーマットという点に注意が必要ですが、今回は外付けハードディスクでの利用を考えているので問題ありません。

ということで、この時点で採用できそうなフォーマットNTFSexFATということになりました。

②WindowsとMacからファイルが扱えるかどうかも考慮してみる

フォーマット形式によってファイルの扱いが異なるため、WindowsとMacからアクセスできるかどうかについても考慮する必要があります。

※細かく言うとOSのバージョンによって多少違いがありますが、ここではあまり意味がないので最新のOSを使っている前提としてザックリまとめています。

形式 Windows Mac
FAT32 参照〇/変更〇 参照〇/変更〇
NTFS 参照〇/変更〇 参照〇/変更 ×
exFAT 参照〇/変更〇 参照〇/変更〇

NTFSだけはMacマシンからのファイル変更ができないっていう… 。

外付けHDDのおすすめフォーマット形式は『exFAT』

と、いうことで冒頭でも言った通りです。

フォーマット形式それぞれのメリット/デメリットと、Win/Macからファイルが扱えるかどうかによって、新しめのOS(※)からアクセスする外付けHDD(※)のフォーマット形式は現状exFAT一択となります。

新しめのOS … exFATの利用可能OSは『Windows 10/ 8.1/ 8/ 7、Windows Vista SP1、Windows XP SP2/SP3』です。

外付けHDD … exFATは外付けHDDのみ使えます。内部HDDには使えませんので注意。

実際に外付けHDDをexFAT形式でフォーマットしてみた手順(Windows機)

実際にWindows機で外付けHDDをexFAT形式でフォーマットしてみたので流れを紹介します。

ちなみに、僕がexFAT形式にフォーマットした外付けハードディスクは以下の2製品です。

  1. BUFFALO HD-LC3.0U3/N
  2. Samsung HD103UJ

※以降のフォーマット手順ではWindows機で②Samsung HD103UJをフォーマットした際のスクショ画像を使っています。

フォーマットとはHDD内のデータを全部消して初期化することです。ここで紹介している流れでフォーマット形式を変更する場合、全てのデータが消去されますのでご注意ください。

▼まず対象の外付けHDDを表示して、右クリックメニューの[フォーマット]を選びます。

▼ダイアログが出てくるので、ファイルシステムで「exFAT」を選択します。

※デフォルトがNTFS(既定)となってるけど、今後デフォルトでの選択をexFATにしておいて欲しいレベルですね。

▼『アロケーションユニットサイズ』を選びます。こだわりが無ければ[標準のアロケーションサイズ]で問題ありません。※アロケーションユニットサイズって馴染みの無い言葉だと思うので、これについては後述しています。

※ちなみに、フォーマット手順を調べるなかで「出来ればクイックフォーマットはしない方がいい」という意見をいくつか目にしたんですが、クイックフォーマットをしない方がいい根拠がコレと言って無さそうだった事と、クイックじゃない場合はかなり時間がかかってしまうため、僕はクイックフォーマットにしました。(問題なく動いてます)

▼[開始]をクリックすると確認ダイアログが出て、本当にフォーマットしていいか聞かれるので[OK]で実行です。

▼クイックフォーマットで時間かからず完了します。 
以上でexFATになりました。

HDDを右クリックして[プロパテイ]を選んだらフォーマット形式を確認できるので念のため見ておきましょう。

アロケーションユニットサイズとは?説明しとく

先ほどフォーマット形式の選択時に出てきた「アロケーションユニットサイズ」について説明しておきます。正直、僕のこの説明でイメージを掴んでもらえる自信はさほどありませんが。笑

アロケーションユニットサイズとはハードディスクを管理する上の最小の容量です。前述のフォーマットをする手順の中で[標準のアロケーションサイズ]を選ぶと自動的に256キロバイトが選ばれたことになるんですが、まずは標準のアロケーションサイズ=256キロバイトと思ってください。

このアロケーションユニットサイズのイメージとしては、ハードディスクの中身が一定のサイズ(標準で256キロバイト)ごとの部屋に分かれていて、そこにデータが分割されて収納されていく感じです。

例として、1メガ(1000キロバイト)のデータを保存する場合を考えてみると、【1000÷256=3 余り232】なので、256キロバイトの部屋を3つフルで使って、もう1つ256キロバイトの部屋のうち232キロバイトだけ使うという感じです。
(うん、説明難しいですね。なんとか察してください)

アロケーションユニットサイズは部屋の大きさなので、このサイズを小さくするとデータ容量を効率的に使えますが、その代わりにより多くの部屋にデータを分割しているためアクセスする際の速度が遅くなる、といった類のものです。

アロケーションサイズを何キロバイトにするのがベストなのか?という点については、たくさんの有識者がいろんな考察をしていますね。

ただ、結局のところ僕の考えとしては、容量を効率的に使えるといっても何TBのハードディスクの世界の256キロバイトだし、アクセス速度の変化に関しても体感上では取るに足らないものだと思うので、作った人が標準と言ってるのだから「標準のアロケーションサイズ」を選択しておけばいいや、という考えに至りました。

▼アロケーションユニットサイズについてはこちらの記事にもう少し詳しくまとめています。(重複する部分も多いですが)

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ここまで読んで頂いた方へ僕がおすすめできる外付けHDD製品

さて、ここまでHDDフォーマット形式について書いてきました。

おそらくこの記事を読んで頂いている方は、手持ちの外付けHDDをどの形式でフォーマットするかを悩んでいるうちに辿り着いたパターンが多いと思います。

が、もしかすると中には購入すべき外付けHDDを迷って訪問された方もいるかもしれないので、(それほど需要ないかもしれませんが)僕が使っていておすすめできる外付けHDDについても少し触れておきます。

前提として、僕は外付けHDDをチョイスする際はこの2点を選定基準としています。

  • 新機能搭載の製品を試すときは発売してスグにでも買っても良し。やっぱ使ってみたい!
  • 特に新しい機能をスグに試したい欲求が無ければ、発売されて数ヵ月経ってレビューもこなれてきてている製品を購入する。安定稼働の実績!

やはりHDDが壊れたらシャレになりませんからね、HDDに第一に求めるのは【安定製品】であることだと考えています。

そんな基準で購入して、今もなお現役で安定稼働しているのがこの2製品です。

▼バッファロー HD-LC3.0U3/N(3TB 据え置き)

▼Transcend StoreJet 25M3 TS1TSJ25M3(1TB ポータブル)

この2製品は発売からはすでに数年経っていますが、外付けHDD市場がここ数年キラー製品が発売されていない飽和状態ということもあり、今となっても相変わらず買われていてレビュー評価も非常に高く、価格コムランキングにおいても常連の信頼と実績の安定製品となっています。

▼このあたりについてはこちらの記事で詳しく語っているのでご参考にされてください^^

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まとめのヒトコト

さて、exFAT形式でのフォーマットについて説明しましたがいかがだったでしょうか?

XP以降のOSであれば外付けHDDのフォーマット形式はexFAT一択になりそうですね。

まぁ、XPですらMicrosoftの正式サポートが終了してもう丸3年以上が経過してしまったのでたいていの人はVista以降を使ってるハズでしょうし、たいがいはexFATフォーマットをチョイスできる状況にあると思います。

僕のようにWindowsとMacを持っていて、両方から同じ外付けHDDにアクセスしたいというようなシーンでこの記事が参考になれば幸いです。

ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
それでは良いexFATライフを!ほなねー☻

そしてWindows Vistaの延長サポートも終了しましたね。
参考:サポート終了の「Windows Vista」、使い続けるとどうなる? –  -INTERNET Watch

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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ジュンイチ
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『いちご大福を思い付いた人に感謝を伝える機会はまだ来ない☻』 …とプロフに書いていたところ、この記事で頂いたコメントによりこのミッションを実現できそうになったので次回東京に行くタイミングで新宿本店に伺いたいと思っています。

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