外付けHDD

外付けHDDのフォーマットはexFAT一択!Windows&Mac両対応(NTFS/FAT32/16と比較)

本記事は2018年10月29日に内容更新しています。

どもども、SE / WEB制作を生業にしてますジュンイチ(@t3rjp)です。

当記事では外付けHDDはどの形式でフォーマットするのがいいのか?を以下2つの視点で考えています。

  1. 各フォーマット形式のメリット・デメリットを比べてみて良さそうなものを選択したい。
  2. WindowsとMac両方の端末から外付けHDD内のファイルを操作(編集)できる必要がある。

結論としてはタイトルにある通り『現状選択すべきフォーマット形式はexFAT一択だな』という考えに至ったのですが、

当記事はその考えに至るまでに考慮したポイントのお話です。

フォーマット形式を考えるに至った経緯(飛ばしてOK)

(ここは個人的な事情を書いているだけなので飛ばしてもらって◎)

僕は下記のWindowsとMac両方のマシンを1台ずつ持ってました。

  • 2011年に購入したMacBook Airの仕様
    MacBook Air(11-inch, Mid 2011)技術仕様

  • 2016年に購入して愛用中のThinkPad X1 Carbon
    新卒でシステム開発会社に就職して最初に与えられたのがThinkPad X60だったこともありThinkPadシリーズには思い入れがあります。当時はIBMのブランドでしたが現在はLenovoになっちゃっいましたね。

先日ね、何年落ちか分からないような古いPCで父がゆーっくりとネットサーフィンをしていたんです。人生をゆったりと過ごしてるな~と、ほっこりする光景でしたが作業としてはなかなか前に進まないので、手持ちのMacBook Airを貸してみたんです。

そしたらその爆速っぷりに父が感動した流れで、そのMacBook Airを父に献上することになってしまいましたヽ(;▽;)ノジャイアン

MacBook Airが旅立ってしまうことでそれまで数年Mac専用で使っていた外付けHDDが手持ちのWindowsのみの環境では使えなくなってしまいました。

そんな事情があり、まずは手持ちのWindowsで使えるのが最優先、そして(いつか戻ってくるかもしれない)Macでも同じHDDが使えたらハッピー!ということでHDDのフォーマット変更を考えるに至りました。

さて、では実際に検討した内容に進んでいきましょう。

①フォーマット形式のメリット・デメリットを比べてみる

まず、HDDをフォーマットするときにどんな形式があるかですが、選択できる形式としては、FAT16、FAT32、NTFS、exFATがあります。

それぞれの形式にどんな特徴があるのか表形式でまとめてみます。
※Windowsベースでメリットデメリットに感じる部分を色分けしています。

形式 Winバージョン 特徴
FAT16

95、NT、3.1
でのみ使用可

・1つの領域として確保できる容量は最大2047MBまで

・確保する容量が大きくなることでクラスタサイズも大きくなるため、ディスク使用が非効率的

FAT32  

95、NT、3.1
では使用不可

・クラスタサイズがFAT16よりも小さく、ディスクを効率的に使用可

・1ファイルの容量は最大4GBまで(Windows 98/98Seの場合は2GBまで)

・確保する領域が512MB以下のときは、FAT16としてフォーマットされる(FAT32としてはフォーマット不可)

・Windows 2000/XP/Vistaの場合、FAT32でフォーマットされた領域作成はOSの制限により32GBまで

NTFS  

Me、98SE、98、95、
NT(4.0のみ)、3.1
では使用不可

 

・1ファイル4GB以上でも保存可(容量制限なし)

exFAT  

10、8.1、8、7
Vista SP1、
XP SP2/SP3
で使用可

 

・外付けハードディスク限定。(内蔵ハードディスクには適用不可)

1ファイル4GB以上でも保存可(容量制限なし)

32GB以上の領域を1ボリュームとして設定可

さて、この表のまとめから採用するフォーマットを考えてみると、

FAT16は、Windows10に対応していないので除外します。

FAT32は、4GBを越えるファイルが扱えない点が実用的でないのでこれも除外します。(GoPROで撮影したデータサイズが大きい動画を扱うため)

NTFSは、デメリットとなりそうな点がなく良さそうですね。

exFATは、内部ハードディスクでは使えなくて外付けハードディスク限定で使えるフォーマットという点に注意が必要ですが、今回は外付けハードディスクでの利用を考えているので問題ありません。

ということで、この時点で採用できそうなフォーマットNTFSexFATということになりました。

②WindowsとMacからファイルが扱えるかどうかも考慮してみる

フォーマット形式によってファイルの扱いが異なるため、WindowsとMacからアクセスできるかどうかについても考慮する必要があります。

※細かく言うとOSのバージョンによって多少違いがありますが、ここではあまり意味がないので最新のOSを使っている前提としてザックリまとめています。

形式 Windows Mac
FAT32 参照〇/変更〇 参照〇/変更〇
NTFS 参照〇/変更〇 参照〇/変更 ×
exFAT 参照〇/変更〇 参照〇/変更〇

NTFSだけはMacマシンからのファイル変更ができないっていう… 。

外付けHDDのおすすめフォーマット形式は『exFAT』

と、いうことで冒頭でも言った通りです。

フォーマット形式それぞれのメリット/デメリットと、Win/Macからファイルが扱えるかどうかによって、新しめのOS(※)からアクセスする外付けHDD(※)のフォーマット形式は現状exFAT一択となります。

新しめのOS … exFATの利用可能OSは『Windows 10/ 8.1/ 8/ 7、Windows Vista SP1、Windows XP SP2/SP3』です。

外付けHDD … exFATは外付けHDDのみ使えます。内部HDDには使えませんので注意。

実際に外付けHDDをexFAT形式でフォーマットしてみた手順(Windows機)

実際にWindows機で外付けHDDをexFAT形式でフォーマットしてみたので流れを紹介します。

ちなみに、僕がexFAT形式にフォーマットした外付けハードディスクは以下の2製品です。

  1. BUFFALO HD-LC3.0U3/N
  2. Samsung HD103UJ

以降のフォーマット手順ではWindows機で②Samsung HD103UJをフォーマットした際のスクショ画像を使っています。

フォーマットとはHDD内のデータを全部消して初期化することです。ここで紹介している流れでフォーマット形式を変更する場合、全てのデータが消去されますのでご注意ください。

1.対象の外付けHDDの選択

まず、対象の外付けHDDを表示して右クリックメニューの[フォーマット]を選びます。

2.「exFAT」の選択

ダイアログが出てくるので、ファイルシステムで「exFAT」を選択します。


※デフォルトでは「NTFS(既定)」となってるけど、個人的には今後デフォルトでの選択はexFATにしておいて欲しい。

3.アロケーションユニットサイズを選択

次に、『アロケーションユニットサイズ』を選びます。

こだわりが無ければ[標準のアロケーションサイズ]で問題ありません。アロケーションユニットサイズって馴染みの無い単語だと思うので、これについては後述しています。

ちなみに、フォーマット手順を調べるなかで「出来ればクイックフォーマットはしない方がいい」という意見をいくつか目にしましたが、クイックフォーマットをしない方がいい根拠がコレと言って無さそうだった事と、クイックじゃない場合はかなり時間がかかってしまうため、僕はクイックフォーマットにしました。問題なく動いてます。

4.いよいよフォーマットを開始

[開始]をクリックすると確認ダイアログが出てきて、本当にフォーマットしていいか聞かれるので[OK]で実行です。

[OK]を押すと内容が全て消去されます、引き返せるのはここまでです。

[OK]を押したらあとは待つだけ。クイックフォーマットであれば時間かからず完了します。 

はい、これでexFATになりました。

対象のHDDを右クリックして[プロパテイ]を選んだらフォーマット形式を確認できるので念のためexFATになったことを確認しておきましょう。

聞き慣れないけどアロケーションユニットサイズって何?

先ほどフォーマット形式の選択時に出てきた「アロケーションユニットサイズ」について、簡単に触れておきます。

アロケーションユニットとはハードディスクを管理する上での最小の容量を意味しています。

前述のフォーマットをする手順の中で[標準のアロケーションサイズ]を選ぶと自動的に256キロバイトが選ばれたことになるので、まずは標準のアロケーションサイズ=256キロバイトだと思ってください。

イメージとしては、ハードディスクの中身が一定のサイズ(標準で256キロバイト)ごとの部屋に分かれていて、そこにデータが分割されて収納されていく感じです。

例として、1メガ(1000キロバイト)のデータを保存する場合を考えてみると、【1000÷256=3 余り232】なので、256キロバイトの部屋を3つフルで使って、もう1つ256キロバイトの部屋のうち232キロバイトだけ使うという感じです。

(文字では説明難しいですね)

アロケーションユニットサイズは部屋の大きさなので、このサイズを小さくするとデータ容量を効率的に使えますが、その代わりにより多くの部屋にデータを分割しているためアクセスする際の速度が遅くなる、といった類のものです。

アロケーションユニットサイズについてこちらの記事にもう少し詳しくまとめています。本記事と重複する部分もありますが、興味のある方は見てみてください↓

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アロケーションユニットサイズを簡単に図解!exFATでのおすすめサイズ 当記事にはのちほど説明画像を追加予定です。 当記事では、HDDをフォーマットする際に選択することになる『アロケーションユニット...

ここまで読んで頂いた方へ僕がおすすめできる外付けHDDを紹介します

さて、ここまでHDDフォーマット形式について書いてきました。

おそらくこの記事を読んで頂いている方は、手持ちの外付けHDDをどの形式でフォーマットするかを悩んでいるうちに辿り着いたパターンが多いと思います。

が、もしかすると中には購入すべき外付けHDDを迷って訪問された方もいるかもしれないので、(それほど需要ないかもしれませんが)僕が使っていておすすめできる外付けHDDについても少し触れておきます。

前提として、僕は外付けHDDをチョイスする際はこの2点を選定基準としています。

  • 新機能搭載の製品を試すときは発売してスグにでも買っても良し。やっぱ使ってみたい!
  • 特に新しい機能をスグに試したい欲求が無ければ、発売されて数ヵ月経ってレビューもこなれてきてている製品を購入する。安定稼働の実績!

やはりHDDが壊れたらシャレになりませんからね、HDDに第一に求めるのは【安定製品】であることだと考えています。

そんな基準で購入して、今もなお現役で安定稼働しているのがこの2製品です。

▼バッファロー HD-LC3.0U3/N(3TB 据え置き)

▼Transcend StoreJet 25M3 TS1TSJ25M3(1TB ポータブル)

この2製品は発売からはすでに数年経っていますが、外付けHDD市場がここ数年キラー製品が発売されていない飽和状態ということもあり、今となっても相変わらず買われていてレビュー評価も非常に高く、価格コムランキングにおいても常連の信頼と実績の安定製品となっています。

▼おすすめのHDDに関してはこの記事でもっと詳しく語っているのでご参考に!

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【安定稼働至上主義】おすすめできる外付けHDDを紹介大学の専攻は情報系、MacよりWindows派、大学時代後半に自作PCに手を出し、就職してSEになって最初の2年間の給料はほぼPC・ガジ...

おわりに

さて、exFAT形式でのフォーマットについて説明しましたがいかがだったでしょうか?

XP以降のOSであれば外付けHDDのフォーマット形式はexFAT一択になりそうですね。まぁ、XPもVistaもMicrosoftの正式サポート・延長サポートが終了してから数年が経過しているので、大多数の方はexFATフォーマットをチョイスできる状況にあると思います。

僕のようにWindowsとMacを持っていて、両方から同じ外付けHDDにアクセスしたいというようなシーンでこの記事が参考になれば幸いです。

ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
それでは良いexFATライフを!ほなねー☻

参考:SNSでの反応

\最後までありがとうございます/

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ジュンイチ
ジュンイチ
82年生まれSE歴15年。通販サイト作ってます。フットサル好きをこじらせて地元に個サルを作っちゃったり自由に生かせてもらってます。甲斐性は無し。レモンサワーといちご大福とB'zを愛してます。➡買ってよかった【現在33品】を厳選セレクト中!(2018.11.18更新)

POSTED COMMENT

  1. 参考になりました。

  2. こっぺ より:

    詳しい解説有り難うございます。私も新しいhddをwinとmacで共用するためexfat形式のフォーマットを考えています。そこでお聞きしたいのですが、よく不具合が発生するということを 耳にします。たとえば。http://blazeazuki.blog.shinobi.jp/ 現実的につかわれてみていかがでしょうか。

    • ジュンイチ ジュンイチ より:

      こっぺさん>
      コメントありがとうございます、不具合として記載いただいたリンク先URLですが、どの記事でしょうか?
      教えていただけたらもしかしたら何か分かるかもしれません

  3. yoshi より:

    外付けHDDをexFATでフォーマットしてWindows10に接続し、lanでmacからアクセスしているんですが、macからファイルを別名保存するとそのファイルが表示されません。Windowsから見ると隠しファイルにチェックが付いている状況です。
    フォーマットに関係しているのか、Windowsに設定があるのか。何かおわかりでしょうか?

    • ジュンイチ ジュンイチ より:

      yoshiさん>
      (僕がお力になれる問題か分かりませんが)
      macから別名保存したときに隠しファイルになってしまっているのは、例えばどんな名前のファイルでしょうか?
      _や.から始まるようなファイル名ではないですか?

  4. とおりすがり より:

    NTFSの何が優れているのか分かってないのがよく分かった。
    バックグラウンドで何を実行しているのかも、
    仕組みを何一つ知らないのに、よく一択と言い切ったな(笑)。

    • ジュンイチ ジュンイチ より:

      とおりすがりさん>
      改めて記事のコンセプトを確認できるコメントを頂きありがとうございます。
      コメント頂いた内容については正解ですよ!僕はNTFSがバックグラウンドで何を実行していると言った仕組みについては何一つ知りません。
      この記事は、僕のような利用目的(記事冒頭にある2つの視点)で考えたら消去法で一択になった経緯を綴った内容になっています。
      仕組みに関する知識まで無くとも、僕のような利用目的ではexFAT一択ですね!

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