BenQの4KホームプロジェクターGP520のレビューです。お急ぎの方のために感想を先にまとめると——①明るさこそパワー。部屋が明るいままでも視聴できるプロジェクター。②モバイルプロジェクターで満足していた自分が、据え置きハイエンド機を初体験したらもう戻れない。③そんなハイエンドの入門機として、スペック・実用面・価格の絶妙なバランスを突いてきたモデル。ゲーマー向けに付け加えると、低遅延ゲームモードで4K60Hz対応です。

※本記事は、2025年5月30日に公開したYouTube動画の内容をもとに再構成しています。価格・仕様・発売予定情報は動画時点のものです。
- LED光源で2600ANSIルーメン。昼間のリビングでも視聴できる明るさと価格を両立
- 自動調節が優秀すぎて壁に向けてポン置きするだけ。壁色の自動適用まである
- Google TV内蔵で単体で視聴OK。SwitchはUSB-C1本で給電しながらプレイ可能
- 価格は通常22万円・セール時19.8万円(動画時点)。初めて起動したとき、明るさと綺麗さにひっくり返りそうになりました
位置付け:ハイエンドモデルの「入門機」
私はこれまで10万円超のプロジェクターを使った経験がなく、5万円くらいのモバイルプロジェクターでもライトユースには十分満足できると思っています。ただ、その満足レベルを超えた驚愕レベルの映像体験を20万円前後で自宅に持ち込めるのがGP520。ハイエンドの世界への入門機という位置付けです。
外観と端子





内容物は本体・電源アダプター・電源ケーブル2種・リモコン(電池付き)・紙類。ブラック一色の直方体に近いフォルムで、底面に1/4ネジと天吊り用ネジ穴、背面にも1/4ネジ穴があります。電源アダプターは大きめですが、据え置き機なので本体内蔵で大型化するよりこれで正解だと思います。
特徴①:明るさこそパワー。LED光源との両立

プロジェクターにとって投映の明るさは映像体験の生命線。明るさに余裕があるほど、外光や照明がある環境でも白側の輝度を確保しやすく、映像の視認性が上がります(黒の沈み込みや明暗差は、コントラスト性能や部屋の暗さにも左右されます)。GP520は昼間のリビングでも映像を楽しめる明るさがストロングポイントで、動画制作時に私が調べた範囲では、同価格帯のLEDモデルとして明るさが際立っていました。

より明るさを求めるとレーザー光源になりますが、価格が上がる。GP520はLED光源のまま明るさを追求して価格を抑えることを両立した製品です。私は昼のリビング視聴と、部屋を暗くしての本気視聴の両方を試して、暗くした部屋のメリハリ映像がガツンと来たので、寝る準備を済ませて寝室に家族集合して楽しんでいます。
特徴②:ポン置きでOKの自動アジャスト

オートフォーカス・自動縦横回転台形補正・障害物回避・スクリーンフィット・映像位置変更・投映サイズ調整・壁色自動適用——人間は壁に向けて置くだけで、前面のセンサーが状況を感知して全部やってくれます。もちろん手動カスタマイズも可能。

珍しいのが壁色自動適用。投映する壁の色(6色に対応)に応じて色味を自動調整してくれるので、「壁が白くないから諦めていた」人にも嬉しい機能。スクリーンなしで壁に直接投映する前提の設計です。


うちではベッド横のサイドシェルフにポン置きして約120インチで視聴。1点、本体に角度調整の機構がないので、私は少し上向きに投映したくてダイソーのノートPC放熱スタンドを噛ませています(動画時点では2025年夏頃に専用スタンドが発売予定とのことでした)。
特徴③:Google TV+4Kの視聴体験

Google TV内蔵なので単体で視聴が完結します。おすすめベースでコンテンツが表示され、ジャンル横断の提案をしてくれるGoogle TVは、現時点のプロジェクター内蔵OSの最適解だと思っています。操作はリモコンとスマホの両対応。

リモコンはシンプルで必要なボタンは揃っていますが、薄暗い環境で操作するものなのでうっすらでいいのでバックライトが欲しかった。価格を抑えるための設計と考えれば納得感はあります。

外部接続では、SwitchがドックなしのUSB-C1本で給電しながらプレイ可能。低遅延ゲームモードで4K60Hzに対応しているので、Switch 2が4K対応するこのタイミングで、大画面ゲームの相棒として本当におすすめできる1台です。

映像は4K・HDR10+対応で、余裕のある明るさに支えられたコントラストの高さが綺麗。音声は12Wスピーカー×2+Dolby Audio対応で、単体でもセリフが聞き取りやすく好印象です。駆動音は意識しなければ気にならないレベル。BluetoothやeARCでサウンドバーに出せば、もう一段上の視聴体験になります。
まとめ:良かった点・悪かった点

| 良かった点 | 価格を抑えて明るさも◎のLED光源/自動調節が優秀でポン置きOK/Google TV搭載/4K60Hzゲームモード |
|---|---|
| 悪かった点 | 本体に角度調節機構なし(動画時点で専用スタンド発売予定)/リモコンにバックライトなし |
| 価格 | 通常22万円・セール時19万8,000円(動画時点) |
GP520は、余裕の明るさで自宅に驚愕レベルの映像体験を持ち込める、それでいて手が届きやすいハイエンド入門にぴったりのプロダクトでした。


YouTube「ガジェット沼のジュンイチ」では、ガジェットのレビューを紹介しています。ではまた!








