【YOWHICK W33 レビュー】Amazonで一番売れてる筒形プロジェクター。1万円以下でホームシアターが完成した

Amazonのプロジェクターカテゴリで売れ筋ランキング上位の常連になっている筒形プロジェクター、YOWHICK W33を購入したのでレビューします。

結論から言うと、約1万円でこれ1台だけ買えばプロジェクター生活が始められる「お化けコスパ」モデルでした。Fire TV Stickも三脚も不要。低価格帯プロジェクターの1つの完成形だと感じています。

ここ最近のAmazonの売れ筋ランキングを見てみると、こうした筒形+台座付きのプロジェクターがたくさんランクインしていて、格安プロジェクター業界では一大トレンドになっていることが分かります。

Amazon売れ筋ランキング上位の筒形プロジェクター
【先に結論】YOWHICK W33はこんな製品
  • 圧倒的なコスパ:Fire TV Stickや三脚がなくてもこれ1台でOK。実売約9,500円
  • 低価格帯の1つの完成形:白壁投影でも画質はそれなり。トレンドになるのも納得の完成度
  • NCイヤホン併用がオススメ:本体スピーカーは正直微妙。駆動音もかき消せて没頭できる
  • ゲーマー向け注意:遅延があるのでRPGはギリOK、FPSは期待しないこと

この記事の内容はYouTubeでも紹介しています。投影映像の実際の見え方は動画のほうが伝わると思います。

目次

YOWHICK W33のスペック

解像度フルHD(1920×1080)・4K入力対応
OSAndroid TV内蔵(YouTube・プライムビデオ等を単体視聴可)
スタンド本体一体型・角度調整可(天井投影も可能)
接続HDMI / Wi-Fi(スマホミラーリング)/ Bluetooth
台形補正上下方向のみ(左右方向は非対応)
価格約9,500円(購入時点・クーポン適用)
YOWHICK W33の外箱

内容物はプロジェクター本体・リモコン・電源ケーブル・HDMIケーブル・説明書とシンプル。届いたその日に使い始められます。

YOWHICK W33の内容物一式

特徴①:Android TV内蔵が便利すぎる

W33にはAndroid TVというOSが内蔵されています。プロジェクターを起動するとメニュー画面が表示され、そこからプライムビデオやYouTubeを選んでそのまま視聴できます。

Android TV内蔵で単体でも動画視聴できる

Fire TV Stickなどの外部機器を接続しなくてもプロジェクター単体で完結するのが非常にスマート。メニュー操作には若干のもっさり感はありますが、値段を考えると充分頑張っている許容範囲です。どうしてもサクサク動作が欲しい人はFire TV Stick 4K Maxの併用がオススメです。

特徴②:スタンド一体型で設置がラク

W33は本体と一体型になっている台座があり、カチカチと角度を選ぶ形で投影方向を調整できます。

一体型スタンドで角度調整できる

真上に向ければそのまま天井投影ができるので、ベッドでの寝ころび視聴もこれ1台でOK。三脚を別途購入することなく自由な設置ができるのは、筒形+台座付きモデルがトレンドになっている理由そのものです。

縦置きすれば天井投影もできる

注意点として、角度調整は無段階ではないため「この角度とこの角度の間で固定したい」という微調整はできません。

特徴③:お手軽視聴には充分な画質

フルHD対応ということもあり、凹凸のある壁への投影でもそこそこきれいな映像が見られます。部屋が明るいと見づらいのは低価格帯プロジェクター全般の宿命ですが、部屋を暗くすればかなりハッキリした映像で視聴できます。

白壁への投影でも充分楽しめる画質

約7万円で売られているAnkerの爆売れモデル「Nebula Capsule 3」も持っているので比較してみましたが、若干暗い印象はあるものの7万円の製品と遜色ないレベルまで来ています。

Anker Nebula Capsule 3(7万円)との比較

2年前にレビューした同社のDP02Wは「画面端のフォーカスが頼りない」という弱点がありましたが、W33では解消済み。画面端の字幕を読み続ける映画の視聴も問題ありません。

投影サイズは映像の明るさとトレードオフなので、現実的には100インチ(距離3m)くらいまでがオススメ。台形補正は上下方向のみなので、投影したい壁の正面に置くのが基本です。

接続方法は4パターン

  • 単体で使う:Android TV内蔵なので、電源をつなぐだけでプライムビデオやYouTubeが見られる
  • HDMIで接続:PC・ゲーム機・Fire TV Stickなどを同梱のHDMIケーブルで接続可能
  • スマホをミラーリング:iPhoneなら同じWi-Fiにつなぐだけでミラーリングできる
  • Bluetoothで音を飛ばす:本体スピーカーが弱いので、BTスピーカーやNCイヤホンとの併用がオススメ
HDMI接続時は台座の可動範囲に注意

1つ注意点として、HDMIケーブルを挿すと台座の可動範囲に制限が出ます。L型変換アダプタを使えば解決するので、HDMI接続で天井投影したい人は用意しておきましょう。

音質はBluetoothイヤホン・スピーカーで補うのがオススメ

本体スピーカーの音質は正直こもった印象なので、快適に視聴するならBluetooth接続のイヤホンやスピーカーの併用がオススメです。1人で観るなら、プロジェクターの駆動音ごとかき消してくれるノイズキャンセリング対応のBluetoothイヤホンが特に相性抜群。家族や複数人で観るならAnker Soundcore 3のようなBluetoothスピーカーが手頃です。

設置のコツ:天吊りは不向き、高い位置からの投影が吉

台座一体型のため本体底面には三脚のネジ穴がなく、ダクトレールを使った天吊り設置には不向きです。天吊り前提の人は台座一体型ではないモデルを検討したほうがよいでしょう。

▶ 天吊りを考えている人はこちら:三脚穴のある台座なしタイプのYOWHICKプロジェクター(2年前にレビューしたDP02Wの後継モデル)

その代わり、背の高い棚などに置いて高い位置から投影できる場所を確保すれば、設置しっぱなしでも生活動線を遮らず、思い立ったときにすぐ投影できます。映像体験をさらに上げたい人は、格安スクリーンの導入もオススメです。

高い位置からの投影場所づくりには、賃貸でも使えるつっぱり式の壁面収納壁を傷つけないウォールシェルフが便利です。

スクリーンは私も使っている賃貸OK・穴あけ不要の80インチワイドがこちら。壁投影から一段画質が上がります。

良かった点・悪かった点

YOWHICK W33の良かった点と悪かった点

良かった点

  • 予算1万円の大正解プロジェクター。明るさ・フォーカスとも及第点で、この円安の時代にお化けコスパ
  • これ1台の購入で手軽にプロジェクター生活が始められる

悪かった点

  • 本体スピーカーの音質はこもった印象で微妙
  • HDMI接続して天井投影したい人は要注意(L型アダプタで解決)

まとめ:安く手軽に始めたい人の「今買って間違いない」1台

「最高画質をプロジェクターで楽しみたい」という人には正直オススメできませんが、「とにかく安く手軽にプロジェクターを使ってみたい」「安いプロジェクターって実際どうなの?と気になっていた」という人には、思い切って買ってみて満足できる製品だと思います。

なお、さらに予算がある人(+4万円)にはAnker Nebula Capsule 3も非常に良いプロダクトです。ポータブル性・静音性・自動フォーカス・サクサク動作と、価格差分の価値はあります。

YouTube「ガジェット沼のジュンイチ」でも、ガジェットレビューやデスク周りの最適化ネタを紹介しています。ではまた!

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