正直、iPhone 16 Proを買うかどうかめっちゃ悩みました。4年間使ったiPhone 12 Proにかなり満足していたからです。高いお金を払ってまで最新モデルに買い替える必要があるのか——迷って迷って、結果的に約16万円を払って購入しました。この記事では、4年ぶりの乗り換えを決意した3つのポイントと、10日ほど使ってみた実際のところをお話しします。乗り換えを迷っている人の背中を押せたり、逆に「まだ見送ろう」という判断の参考になれば嬉しいです。

※本記事は、2024年10月5日に公開したYouTube動画の内容をもとに再構成しています。価格・Apple Intelligenceの提供状況などは動画時点の情報です。
- Apple Intelligenceに対応する——AIの波に乗っておきたかった
- カメラの進化——12Proのクオリティで子どもを撮り続ける自分が許せなかった
- iPhoneの価格——米国開始価格はほぼ据え置きで、日本での値上がりは為替の影響が大きそうだと気づいた
前提:12 Proは「名作」だった

私は12 Proを4年間毎日肌身離さず使い、かなり満足していました。MagSafeに対応し始めたモデルで、使用期間中のiOSアップデートではマスク着用時のFace ID解除にも対応。私にとって必要な機能が不足なく揃ったモデルで、「軽さの12」と言われる軽量ボディも魅力でした(バッテリーは弱々でしたが)。ドラクエやFFの「どのタイトルが名作か」論と同じノリで言うと、iPhoneを振り返ったときに名作と呼ばれるのは12シリーズなんじゃないかと超個人的に思っています(ちなみに私のドラクエ・FFは共通して3と5が琴線タイトルです)。11以前はMagSafe充電ができないので、もし持っていたのが11以前ならもっと早く乗り換えていたと思います。
理由①:Apple Intelligenceの波に乗っておきたかった
16シリーズ(と15 Pro/Pro Max)はApple Intelligenceに対応します。動画時点では日本上陸は2025年予定で詳細は不明でしたが、消しゴムマジック的な編集、メール要約、生成AIで強化されたSiriなどが使えるようになると言われていました。
私は本業がWeb系のエンジニアでChatGPTやPerplexityも使いますが、「世間が煽るほど使いこなせていない、わけもなく焦る」という感覚がありました。そんなAIを、みんなが持っているスマホに標準搭載して使いやすい形にしてくれる可能性があるのがApple Intelligence。この波には乗っておかないと、というのが1つ目の理由です。
理由②:カメラ。5倍ズームが欲しかった

12 Proから見るとカメラ性能は大幅に進化していて、カメラコントロールボタンも便利そうでした。16は「無印の当たり年」と言われていましたが、私がプロモデルを選んだ決め手は光学5倍ズーム。15 Proまでは光学3倍で、12 Proの2倍と大差ないと感じて魅力を感じませんでした。

私のカメラ用途は、子どもの写真・動画、YouTubeの撮影素材、そして運営している個人参加フットサル「ラビサル」のプレー撮影。コート脇から遠い選手を撮るにはデジタル拡大では画質が荒れるので、光学5倍がどうしても欲しかった。カメラをこれだけ使うのに12 Proのクオリティで撮影している自分が許せなかった、というのが2つ目の理由です。

実際に使ってみると、まず撮影時点の映像がパッと見で分かるくらい綺麗(カメラとディスプレイ両方の進化だと思います)。5倍ズームは、キッズスペースで遊ぶ子どもを離れて見守りながら表情まで押さえられて、かなり嬉しいポイントでした。
理由③:iPhoneの価格の真実に気づいてしまった
iPhoneは高い。でも調べてみると、Appleが値段を釣り上げている印象はないんです。12〜16シリーズの128GBモデルのドル価格を並べると:
| シリーズ | 無印(ドル) | Pro(ドル) |
|---|---|---|
| 12 | 799 | 999 |
| 13 | 799 | 999 |
| 14 | 799 | 999 |
| 15 | 799 | 999 |
| 16 | 799 | 999 |
Apple発表時の米国開始価格を見ると、12〜16の無印は799ドル、Proは999ドルで推移していました。日本円で毎年高くなっているように見えるのは、為替の影響が大きかったと考えられます。日本価格は為替だけで決まるものではないので「円安だけが原因」とまでは言いませんが、Apple自体が値上げし続けているわけではないと分かって、乗り換えの気持ちが軽くなりました。これが3つ目にして一番の理由です。
無印ではなくProを選んだ理由:どうせ数年使うから

毎年秋の新型発表にワクワクしては「劇的な変化もないしスルーかな」と言いつつ、下取り額を調べて「数万円の手出しか……やっぱりやめよう」——このループを何年か繰り返すのが目に見えています。心当たりありますよね? なので数年使うことを見越して、3.5万円アップでもProモデルを選びました。光学5倍ズーム、USB-Cの転送速度、バッテリー持ちが決め手です。
10日使ってみた実際のところ

一番の感想は「でかい、厚い」。12 Proに慣れた身からすると、16 Proは厚みが気になってずっしり重い。16無印は12 Proより軽いので、軽さ重視なら無印という選択も全然アリだと思います。

ProMotion(120Hz)は正直気にしていなかったのですが、実際使うと結構キビキビ動く印象。一度日常使いすると60Hzに戻ったときに差を感じてしまうやつです。プロモデル限定の常時表示ディスプレイは、うっすら明るいと通知が来たのかと気になってしまうのでオフにしました(バッテリーにも良さそうなので)。
バッテリー上限80%運用


地味に嬉しかったのがバッテリー充電上限の設定(80〜100%を5%刻み)。基本80%にして、旅行など1日出かける日だけ90%に上げる運用です。100%充電はバッテリー劣化につながると言われていて、リセールにも影響しますからね。ちなみに16 Proの容量約3,577mAhの80%は約2,861mAh=12 Proの約2,815mAhとほぼ同じ。省電力性能は4年分進化しているので、80%運用でも12 Proの100%より持つんじゃないかと思っています(容量は公式ソースか不明の参考値です)。

気になるのはカメラの出っ張りが大きくてホコリが溜まることと、先ほどの重さくらい。かなり高い買い物でしたが、結果的に満足しています。
まとめ:一番のメリットは「ワクワク」だった

| 乗り換え理由 | Apple Intelligence/カメラ(光学5倍)/米国開始価格は据え置きと気づいた |
|---|---|
| Proにした理由 | どうせ数年使うから。+3.5万円で5倍ズーム・USB-C速度・バッテリー |
| 気になる点 | 12Pro比で厚くて重い/カメラの出っ張りにホコリ |
最新モデルを手にしたことでiPhoneへの興味が再燃し、自分に一番いい設定を調べたり情報を取り入れたり、そんなワクワクしながら調べる時間こそが一番のメリットだったと思っています。
※このあと2025年秋にiPhone Airへ乗り換えました。その顛末は関連記事をどうぞ。


YouTube「ガジェット沼のジュンイチ」では、ガジェットのレビューを紹介しています。ではまた!









