作業部屋の窓から入ってくる光をなんとかしたい。でもブラインドに買い替えるほどの予算はかけたくない——そんな悩みを1枚999円で解決してくれたのが、IKEAの遮光プリーツスクリーン「SCHOTTIS(ショッティス)」でした。

この記事では、幅が合わない窓にカットして加工しながら設置する流れを細かく紹介します。
※本記事は、2024年11月15日に公開したYouTube動画の内容をもとに再構成しています。価格・仕様は、特記がない限り動画公開時点の情報です。
- ダークグレー(遮光タイプ)は999円、ホワイト(非遮光)は499円
- IKEAの区分で「もっとも暗い(遮光率99.99%以上)」。筆者の設置環境では、電気を消すとほぼ真っ暗に感じた
- ハサミやカッターで幅をカットできるので、窓のサイズに合わせられる
- 設置は粘着テープで窓枠に貼るだけ。工具も穴あけも不要(ただし糊残りの可能性あり/後述)
きっかけ:ロールスクリーンの光漏れが気になっていた

作業部屋を引っ越したのですが、この部屋には窓が2枚あります。どちらもニトリで購入したロールスクリーンを付けていて、片方は遮光性あり、もう片方は遮光性なしのタイプ。
デスクの位置は気に入っているものの、向かい側から光が入ってくるのが気になっていました。窓枠の幅が160cmに対してロールスクリーンは幅165cm(生地幅160.2cm)で、設置をミスった関係もあり、サイドの幅が上下でまちまちになってどうしても光が漏れてしまうんです。
もっと生地幅のある遮光ロールスクリーンに買い替えるか、いっそブラインドにするか……と考えたものの、なかなかお値段が張ります。予算的なところで色々考えて見つけたのがSCHOTTISでした。
SCHOTTISの製品情報

SCHOTTISには2種類あり、遮光性の有無で分かれています。ここが分かりにくいので購入時は注意してください。
| ダークグレー | 遮光プリーツブラインド/100×190cm/999円/遮光率99.99%以上 |
|---|---|
| ホワイト | (非遮光)プリーツスクリーン/90×190cm/499円 |
※価格・サイズは動画公開時点(2024年11月15日)の情報です。
サイズのラインナップも微妙に違います。今回は遮光性のあるダークグレーを2つ購入しました。160cm幅の窓に対して100cmのものを2つ買い、それぞれ80cmに加工して並べる作戦です。


開封すると、本体・面ファスナー(いわゆるマジックテープ)・高さを調整するためのクリップが入っています。生地は片面がテカテカ、片面が布っぽい質感。テカテカ面が外側に来るように設置する形です。

説明書はIKEA得意の絵だけで表現するタイプ。「掃除する → 幅に合わせて切る → 粘着テープで窓枠上部に貼る」という流れが読み取れます。なお付属品の役割はIKEA公式の説明では次のとおりです。
- クリップ:スクリーンを好みの高さで留める
- 面ファスナー:下まで下ろしたいときに、スクリーン下部を窓枠側へ固定する
加工:100cm → 80cmにカットする

あらためて測ると、窓枠の内側の幅は160cm。真ん中の80cmのところが継ぎ目になるので、両方とも80cmにカットすることにしました。
片方だけ加工して「100cm+60cm」にする手抜きも考えたのですが、そうすると継ぎ目が窓の中心からずれて光が入りやすくなりそうだったので、素直に両方カットしています。
ただしこれは筆者の窓を実測した結果です。窓枠は場所によって幅がわずかに異なる場合があるので、上部・中央・下部を測り、2枚の継ぎ目と左右の隙間を確認してから切ってください。「160cmの窓なら必ず80cmを2枚」という意味ではありません。

- メジャーで80cmの位置に印をつける
- 定規を当ててカッターで少しずつ切る(プリーツが重なっていて厚みがあるので一度では切れない)
- 同じ動作を何度か繰り返すと徐々に切れていく
プリーツが折り重なっているためハサミで一発では切れません。カッターで数回なぞる形になります。刃物を使うので、次の点に注意して作業してください。
- 安定した広い場所で作業する
- 机を傷つけないよう不要なダンボールなどを必ず下に敷く(私はメルカリで届いた箱を使いました)
- 金属製の定規など、刃が乗り上げにくいガイドを使う
- 刃の進行方向へ手を置かない
- 一度に強い力で切ろうとせず、少しずつ複数回に分けて切る
- 必要に応じて耐切創手袋を使用する
- 子どもやペットを作業場所へ近づけない
また、一度切ったら元に戻せません。窓枠の実寸を測ってから、慎重に印をつけましょう。
設置:両面テープで貼るだけ

設置は簡単で、本体上部の粘着テープを窓枠の上に貼り付けるだけ。工具も穴あけも不要です。
穴あけ不要なので賃貸住宅でも導入しやすい製品ですが、粘着テープを使用します。窓枠の素材や塗装状態によっては、剥がす際に糊残りや表面の損傷が起きる可能性があります。目立たない場所で確認し、賃貸物件では原状回復の条件もあわせて確認してください。
また、IKEA公式では「凸凹のない平らな面にしっかり固定できる」と案内されています。取り付け面のホコリ・油分・水分を取り除き、完全に乾燥させてから貼ってください。凹凸のある面、剥がれやすい塗装面、劣化した窓枠では十分に固定できない可能性があります。
コツは左右をギリギリまで攻めて貼ること。2枚を並べる場合、伸ばしたときに継ぎ目に隙間が空くと、そこから光が入ってしまいます。

下げてみると、想像以上に暗くなりました。継ぎ目からも光は入ってきていません。付属の面ファスナーで生地の下部を窓枠側に留めると、フワッと浮かずに光もさらに入りにくくなります。
遮光性をチェック:本当に真っ暗になる

部屋の電気を消してみると、筆者の設置環境ではほぼ真っ暗に感じる状態になりました。
なお「遮光率99.99%以上」はSCHOTTIS本体の製品仕様(IKEAの区分で「もっとも暗い」)であり、窓全体や部屋全体で99.99%の光を遮断できるという意味ではありません。実際の部屋の暗さは、窓枠との隙間、2枚使用時の継ぎ目、取り付け精度などによって変わります。
日中の作業中に向かい側から差し込んでいた光がなくなり、モニターも見やすくなりました。1枚999円でこの効果なら、費用対効果はかなり高いと思います。
まとめ:カットできるから「サイズが合わない窓」に強い
- 1枚999円(遮光ダークグレー)。2枚使っても2,000円弱
- 幅をカットできるので、既製品のサイズが合わない窓に対応できる
- 粘着テープで貼るだけ。工具不要・穴あけ不要で賃貸住宅にも導入しやすい(糊残りの可能性は要確認)
- IKEA区分で「もっとも暗い(遮光率99.99%以上)」。筆者の環境では電気を消すとほぼ真っ暗
- カットはカッターで数回なぞる必要あり。下敷きは必須
「遮光したいけどブラインドは高い」「窓のサイズが中途半端で既製品が合わない」という人には、かなり有力な選択肢だと思います。


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