HUAWEIのイヤーカフ型オープンイヤホンFreeClip 2をレビューします。耳に挟んで装着する、耳の穴を塞がないタイプのイヤホンです。私はクラウドファンディングで一般販売前に入手し、しばらく使い込んでみました。結論から言うと——ずっと装着してながら聴きしています。私にとっては今年のベストバイ級に気に入っている製品です。

※本記事は、2026年2月20日に公開したYouTube動画の内容をもとに再構成しています。価格・仕様は動画公開時点の情報です。
- 片耳5.1gで着けていることを忘れるレベルの軽さ。私の耳では長時間でも痛くならなかった
- 頭を振っても案外外れない。私の使用範囲では運動でも問題なし(本体は防水IP57)
- オープンイヤー型なのに出せるボリュームが大きく、街中でも聞き取れる
- 左右自動認識・スマート検出など細かい快適ポイントが多い
- 弱点はケース収納時の左右反転と、マスクを外すときの引っかかり
装着感:着けていることを忘れる
手元に届いてから長時間着け続けていますが、私の耳では全然痛くなりませんでした。しばらくすると着けている感覚が普通になり、ふとした時に「あれ、イヤホン落としてないかな」と不安になって手で触って確認する——ということを何度もやりました。誇張表現ではなくガチです。
耳栓型のような閉塞感や蒸れも一切なし。耳元に自分専用のスピーカーを付けているようなイメージです。
とにかく軽い:片耳5.1g

公称値で片耳5.1g。前モデルの5.6gから10%近く軽量化されています。これはすごい進化。
案外外れない

初めて着けたときは「これだけで落ちないか」と不安でしたが、頭を思い切り振ってもなかなか落ちません。公式Q&Aによると1万人以上の耳のデータから最適化していて、ほとんどの人の耳にフィットする——とはメーカーの弁。えらい自信ですね(フィット感には個人差があると思います)。

万が一落とした場合は、高い音が鳴る落下検出機能があり、さらに専用アプリの「探す」的な機能でイヤホン単体から最大音量で音を鳴らせます。静かな環境なら見つけられますが、騒がしい場所では聞き取りにくいので過信は禁物です。
音質と使いどころ:ながら聴きに最高

低音域も意外と感じられて、音質は満足いくレベル。イヤホンの満足度は「どんな環境で何を聴きたいか」で決まると思っていて、最高の音質を求めるなら耳栓型+ノイキャン一択ですが、周りの音が聞こえる状態で耳から何かをインプットする「ながら聴き」なら最高の製品です。
街歩きで人や車の接近を感じられる、子どもと遊びながら聴ける、着けている感覚すらなくなる——もはやこれからの人類の基本状態になっていくのではとすら思わせてくれます。汗をかいても大丈夫な防水仕様(イヤホン本体IP57・ケースはIP54、前作から進化)なので、私はジムや運動でも問題なく使えています。ただし水泳や高圧の水流には非対応で、防水性能は永久に保たれるものではありません。濡れた状態での充電もNGです。
充電持ちもけっこう良い

イヤホン単体で最大9時間、ケース込みで最大38時間の連続稼働(いずれもメーカー試験条件での最大値で、実使用では音量や機能の使用状況により変動します)。ケースはワイヤレス充電にも対応しています。
気になった点も正直に
装着時のビジュアル

かなり主観ですが、装着した見た目はちょい気になりました。本体がテカテカ反射するので「イキってんのかなこいつ」と思われたら辛いところ。個人的には反射しない目立たない色がいいなと思います(ブラックのほかホワイト・ブルーあり)。メーカーもアクセサリーとして使うコンセプトを打ち出していて、アクセサリー感を増すアイテム(4,000円相当)が購入時に無料で付いてくるキャンペーンが行われていました(動画公開時点の情報です)。
マスクを勢いよく外すのは注意

マスクの装着は問題ないのですが、外すときに引っかかります。体と一体化して着けていることを忘れているので、勢いよく外すとポーンと飛んでいく。花粉症の民は「優しく後ろ向きに外す」を徹底しましょう。
ケース収納時の左右反転

本体はどちらの耳に着けても自動認識される左右対称形状なのですが、ケースに戻すときは「右側に入れるほうが前」というルールがあり、耳から外した向きのままだと入らずひねって入れ直す必要があります。コンパクトさを追求した結果だと思いますが、ここは改善の余地あり。どなたかなんとか考えてください。
ジェスチャー操作とアプリ

本体のどこでもいいのでダブルタップで再生/一時停止、トリプルタップで曲送り/戻し、上下スワイプで音量調整ができます。専用アプリで左右それぞれの動作をカスタマイズ可能。
使ってみて感じたのは、1本指のスワイプはイヤホンがずれるので親指と中指で挟んで操作するのが良いということ。あとシングルタップで停止/再生できたら良かったなと思います。

ヘッドコントロールをオンにすると、うなずいて着信に応答、首を振って拒否という操作もできます。マイク音質も良好で、たまにかかってくる電話にも余裕で対応できます。
細かい快適ポイントが多い
- 左右自動認識:本体に左右の区別がなく、着けた側を自動で認識
- 装着音:耳に着けると「フォン」と鳴り、認識されたことが分かる
- スマート検出:外すと自動一時停止、着け直すと再開
- メンテナンス性:ケースが単純な形状なので、ティッシュでガバっと拭ける

別売りの保護ケースが良い

私は別売りの保護ケースを購入して使っています。ボタンを押さないと開かないロック機構付きで、ペアリングボタンも押せて、底面のUSB充電穴も確保。ケースを付けたままワイヤレス充電もできました。

ストラップも付属していて、私はスマホショルダーストラップに引っ掛けて使っています。ロック機構のおかげで逆さにぶら下げても落ちる心配がありません。取り出し用の補助アイテムまで付属していて気が利いています。→ FreeClip 2用 保護ケース/スマホショルダーストラップ
まとめ:私のながら聴きの最適解

私は以前、Shokzの骨伝導イヤホン(OpenRun Pro)とオープンイヤー型(OpenFit)を使ったことがありますが、街中で最大音量にしてもYouTube音声が聞き取りづらい、骨伝導は音量を上げると振動がこそばゆい、という理由で使用用途にハマりませんでした。
FreeClip 2は出せるボリュームが大きく、私の感覚では音漏れも気にならないレベルに抑えられています。ここが一番期待していたポイントで、期待どおりでした。ただし音漏れは音量・環境・装着位置で変わるので、静かな場所や公共交通機関では音量に注意してください。また、周囲の音が聞こえるタイプとはいえ安全が保証されるわけではありません。道路付近や自転車運転中の高音量使用は避けましょう。
- 私の使用感では着け心地・軽さ・安定感いずれも高水準
- ながら聴き用途では、私が使った中で一番の製品
- 快適な細部の作り込みが多く、日常使いのストレスがない
- ケース収納の左右反転とマスクの引っかかりだけ注意
参考:以前試したモデルの後継機はこちら → Shokz OpenRun Pro 2/Shokz OpenFit 2+
耳栓型イヤホンはもう持っている人が多いと思いますが、快適に日常使いできるオープンイヤー型を探している人には非常におすすめです。私はめっちゃ気に入ってヘビロテしています。

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